ブラック企業大賞は何を最終目標にしているのか
そもそも『ブラック企業大賞』なるものを知ったのが今日。
つまり、底辺の(ーー)私らにこんな賞があるなんてのは、1mmも届いていないし、この賞が何を最終目標にして、そして達成に向かって前進しているかもわかりゃしない。
この賞は、週末デモのような単なるガス抜きの役目なんだろうか?
Wikipediaによれば、(現時点)
運営主体は「ブラック企業大賞企画委員会」であり、作家や弁護士や大学教授などで構成されている。現状では際立ったブラック企業が取り上げられることはあっても、企業全体現場全体の向上にはなかなか結びついていないことから、ブラック企業が生み出される「背景や社会構造の問題を広く伝え、誰もが安心して働ける環境をつくること」を目的としてあげている。毎年8月に授賞式が行われている。
そうだ。
こんな、なんというか、イヤミな賞を設定するのであれば、
大賞を受賞した企業のCEOなり、会長なりが、それこそ恥をかかされ、追いつめられて、「ほかのCEOを探して下さい」みたいな遺書を書いて自社ビルからあぼーん!
したくなるような、それ位の意味合いが無ければ、
一体この賞は何を目標にせんとしているのか?
全く不思議。
2012年の大賞は、TEPCO、東京電力。
2013年の大賞は、ワタミフードサービス、いわゆるワタミ。
どちらも、こんな大賞に選ばれても、屁でもないし、クソでもない。
のうのうとしてるじゃない?
なんかね、こんな賞を設置して、何の役に立っているの?
この賞が5年も10年も続くんなら…
『ブラック企業大賞』なんて、何の役割も、最終目標もない、ってことの証明ですよね。
追記:これ、一時はやった『トンデモ本大賞』でしたっけ?それと同じテイストを感じますね。